ポーカーは、配り方でボード系、スタッド系、ドロー系の3つに分かれます。勝ち方はハイ、ロー、ハイローの3つです。
テキサスホールデムは、このうちボード系のハイにあたります。カジノやWSOPで打たれている何十種類も、この3×3のどこかに収まります。名前を全部暗記するより、系統と勝ち方を掴むほうが早いです!
系統は配り方で決まる
| 系統 | 配り方 | 代表 |
|---|---|---|
| ボード系 | 手札+場の共有カード | ホールデム、オマハ |
| スタッド系 | 自分だけの札を、伏せと表で受け取る | セブンカードスタッド、Razz |
| ドロー系 | 手札を交換して作り直す | 2-7トリプルドロー、バドゥーギ |
もうひとつの軸が勝ち方です。強い役で勝つのがハイ、弱い手で勝つのがロー、ハイとローでポットを半分ずつ分けるのがハイローになります。たとえばRazzはスタッド系のロー、オマハ ハイ/ローはボード系のハイロー。この2軸が決まると、初めて見る名前でも進行の見当がつきます。
ボード系を見分ける
全員が使う共有カードが場に開きます。手札は自分だけのもので、役はその両方から5枚を選んで作ります。


↑ ホールデムの手札2枚



↑ フロップ3枚。あとターンとリバーが開く
オマハは手札が4枚あり、そのうち必ず2枚を使います。ホールデムの次に人口が多く、役が強くなりやすいのでポットも膨らみます。オマハ ハイ/ローは、同じ配りをハイローで分ける形です。
Big-Oは手札5枚のオマハハイローになります。スカーニーもボード系ですが、手札6枚でボードが上下2段に分かれ、下段と同じ数字を手元から捨てるという独特のルールを持ちます。日本の卓でも名前を見る機会が増えました。
スタッド系では表札が情報になる
共有カードはありません。各自が伏せ札と表札を受け取り、表に出ている札から相手の手を読みます。



↑ スタッドの3rd。伏せ2枚と表1枚
セブンカードスタッドがハイの基本形です。Razzは配りが同じまま、いちばん弱い手が勝ちます。スタッド ハイ/ローはハイローで分けます。
配りが共通で、勝ち方だけ入れ替わる。だからミックスに組み込みやすい系統です。
ドロー系は交換枚数で読む
手札を配り直して作ります。相手の札は最後まで1枚も見えません。読む手がかりは、相手が何枚交換したかだけです。





↑ 2-7のナット。低い5枚を目指して交換する
2-7トリプルドローは、いちばん弱い5枚を目指して3回交換します。バドゥーギは4枚で、スートも数字も重ならない手を作ります。5カードドローは映画で見る昔ながらのポーカーで、交換は1回だけ。進行は変わり種のルールにあります。
チャイニーズポーカーは3段に置く
ボードもスタッドもドローも使いません。13枚を下段5枚、中段5枚、上段3枚に置き、段ごとに相手と比べます。下段がいちばん強く、上段がいちばん弱くなるように並べてください。
今の主流はOFC(オープンフェイス・チャイニーズ)です。置いたカードがその場で公開されるので、相手の段を見ながら自分の並びを決められます。役の順番はハイポーカーと同じです。



↑ 上段3枚の例。QQなら次がファンタジーランド
ミックスゲームで3系統が回る
3つの系統を決まった順番で回す遊び方が、ミックスゲームです。代表がHORSEで、ホールデム、オマハハイロー、Razz、セブンカードスタッド、スタッドハイローを1周ずつ打ちます。WSOPでは8-Gameのような大きな構成も定番です。
系統が切り替わると、手札の枚数とボードの有無が変わります。変わった直後にその2つを確認すれば、どのミックスでも迷いません。
ホールデムの次に何を打つか
入口はオマハです。手札が2枚増えるだけで、ボードの使い方はホールデムと変わりません。役の考え方をそのまま使えるので、今日そのまま座れます。
ローの感覚を掴みたいならRazz、交換の読み合いを覚えたいなら2-7トリプルドローへ進んでください。ミックスの卓に入るつもりなら、先にHORSEの5種類を触っておくと回りが楽になります。
どれから手を付けるか迷ったら、ミックスゲームの選び方に目安があります。
系統はボード系、スタッド系、ドロー系の3つ。勝ち方はハイ、ロー、ハイローの3つです。名前を知らないゲームに当たっても、手札の枚数とボードの有無を見れば、その卓がどこに属するか判断できます。


