アウツは、次のカードで自分の手が強くなる残り枚数です。オッズは、その改善がポットに対して割に合うかどうかの比率です。
コールする前に見るのはこの2つです。改善する確率と払うコストが噛み合わなければ、降りてください!
アウツの数え方
デッキは52枚です。自分の手札とボードを除いた残りから、当たれば勝つカードだけを数えます。その枚数がアウツです。


↑ 手札。ハートのAとK



↑ フロップ。ハートが2枚見えているので、残りハート9枚がアウツ
| ドロー | アウツ | 次の1枚 | ターンとリバー |
|---|---|---|---|
| フラッシュドロー | 9 | 約19% | 約35% |
| オープンエンドのストレート | 8 | 約17% | 約32% |
| ガットショット | 4 | 約9% | 約17% |
| オーバーカード2枚 | 6 | 約13% | 約24% |
| セットからフルハウスかフォーカード | 7 | 約15% | 約28% |
9アウツのフラッシュドローは、フロップからリバーまで見ればほぼ3回に1回当たります。ガットショットは6回に1回です。同じ「ドロー」でも、枚数が違うと全く別の手です!
当たっても負けるカードはアウツから外します。フラッシュが完成してもボードがペアで相手のフルハウスが残るなら、そのスートはフルカウントできません。相手の手が見えないときは多めに見積もらず、きれいなアウツだけを数えてください。
ポットオッズ
ポットオッズは、コール額 ÷(ポット+コール額)です。今のポットが400、コールが100なら 100÷500=20%。これが、コールに必要な勝率です。
自分のエクイティがこの数字を上回れば、そのコールはプラスです。下回ればマイナスです。感覚ではなく、この割り算で決めます。
| ポット | コール | 必要な勝率 |
|---|---|---|
| 300 | 100 | 25% |
| 400 | 100 | 20% |
| 500 | 100 | 約17% |
| 900 | 100 | 10% |
コールする・降りること
フラッシュドロー(35%)で、必要な勝率が20%ならコールです。ガットショット(17%)で必要な勝率が25%なら降りてください。例外を探す前に、この比較を先にやります。
あとから取れるチップまで含める考え方がインプライドオッズです。当たったあとに相手から取れる見込みが大きいときだけ、ポットオッズが少し足りなくても進めます。取れない相手、スタックが浅い相手では使いません。
勝率そのものの定義はエクイティです。アウツは「次のカードで増える分」、エクイティは「今すでに持っている分も含めた勝率」です。
卓で使うなら2と4の法則
卓で急ぐときは、2と4の法則で概算します。アウツ×2が次の1枚のパーセント、アウツ×4が残り2枚のパーセントです。9アウツなら18%と36%。上の表とほぼ同じ数字になります。
ドロー系のミックスでも考え方は同じです。2-7トリプルドローなら、交換で拾うカードがアウツです。枚数を数えてからチップを出してください。
よくある質問
アウツとエクイティは同じですか?
違います。アウツはこれから当たるカードの枚数、エクイティは今の時点での勝率です。
ポットオッズが足りなくてもコールしますか?
基本は降りてください。当たったあと相手から大きく取れるときだけ、インプライドオッズで上乗せします。
フラッシュドローは何パーセント当たりますか?
フロップからリバーまでで約35%、次の1枚だけなら約19%です。
2と4の法則は正確ですか?
概算です。9アウツなら18%と36%で、実数の19%と35%に近い。決勝の1チップを決める計算には使いません。
アウツを数え、ポットオッズと比べる。これがコールの基準です。卓で急ぐなら2と4、あとから取れる分まで見るならインプライドオッズです!