ミックスゲーム

オマハ初心者ガイド!基本ルールを徹底解説!

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はじめに

ポーカーの中でも有名な「テキサスホールデム」の次にプレイ人口が多いといわれるのがオマハ(Omaha)です。テキサスホールデムをある程度知っている方なら、「4枚の手札でプレイするポーカーでしょ?」という程度のイメージを持っているかもしれません。

ですが実際には、オマハには独特のルールや戦略があり、初めて触れるときは思った以上に混乱しがちです。この記事では、初心者の方へ向けて、オマハの基本ルールやプレイの流れをわかりやすく解説します!
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オマハとテキサスホールデムの違い
手札が4枚(ホールカード)

テキサスホールデムでは2枚のホールカードが配られますが、オマハでは4枚が配られます。多いカード枚数を活かして、強力な役が出やすいのが特徴です。

オマハの手札例:
A♥
K♠
Q♦
J♣
ボードカードは同じく5枚

テーブル中央には、テキサスホールデムと同様に5枚のコミュニティカードがオープンされます。フロップ(3枚)、ターン(1枚)、リバー(1枚)の流れも基本的には同じです。

必ずホールカードを2枚使う
オマハの最大のポイントはこれです。テキサスホールデムなら手札とボードのカードを自由に組み合わせてもOKですが、オマハは手札からちょうど2枚、ボードからちょうど3枚を選んで役を作らなければなりません。

例えば、手札4枚のうち1枚しか使わない……ということはできないので注意が必要です。

ポットリミット制が多い(PLO)

オマハをプレイする際、一般的にはポットリミット(Pot Limit)というベッティング形式が採用されることが多いです。つまり、「ポットの総額を超えるベットやレイズはできない」という仕組みです。

無制限にレイズを許す「ノーリミットオマハ(NLO)」もありますが、ポットリミットが主流といえるでしょう。

🎲
オマハの基本ルール・流れ
1
ブラインドの支払い

オマハでも、スモールブラインド(SB)とビッグブラインド(BB)を置いてゲームが始まります。SB、BBの位置は時計回りに移動していきます。

2
ホールカード4枚の配布

全プレイヤーに4枚ずつのカードが裏向きで配られます。ここがテキサスホールデムとの大きな違いですね。

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3
プリフロップのアクション

BBの左隣(UTG)から、コール・レイズ・フォールドなどのアクションを行います。ポットリミット制の場合は、レイズ額の上限が「ポットサイズまで」というのがあります。

4
フロップ(3枚のコミュニティカード)

プリフロップでアクションが終わったら、フロップとして3枚のカードが表向きに置かれます。そこから再度、SB側(もしくはSBがいない場合は最も早いポジション)からベッティングラウンドが始まります。

A♠
K♥
Q♦
5
ターン(4枚目のコミュニティカード)

フロップ後のアクションが終わると、4枚目のコミュニティカード(ターン)が配られます。その後またベッティングラウンドが行われます。

A♠
K♥
Q♦
J♣
6
リバー(5枚目のコミュニティカード)

ターン後のアクションが終わると、最後となる5枚目のコミュニティカード(リバー)が配られ、さらにベッティングラウンドが行われます。

A♠
K♥
Q♦
J♣
T♠
7
ショーダウン

もし複数のプレイヤーが残っていれば、手札を公開して勝者を決めます。このとき、自分のホールカード4枚のうち2枚、コミュニティカード5枚のうち3枚を組み合わせて役を作るのが重要なポイントです。

例:プレイヤーの手札
A♥
K♠
Q♦
J♣
ボード
A♠
K♥
Q♦
J♣
T♠

この場合、プレイヤーは手札から A♥ K♠ を使い、ボードから Q♦ J♣ T♠ を使ってロイヤルストレートフラッシュを完成させることができます。

💪
役が強くなりやすい理由

ホールカードが4枚あるため、ストレートやフラッシュが完成しやすいのがオマハの特徴です。テキサスホールデムよりも役のインフレが起こりやすく、フルハウスやストレートフラッシュが出現することも珍しくありません。

その分、上位の役を持っている人がいる可能性も高くなるので、油断は禁物です。テキサスホールデムの感覚で「フラッシュができたから勝てる!」と思い込むと、相手がさらに強いフラッシュやフルハウスを持っていることもあります。
⚠️
初心者が気をつけるポイント
手札2枚のルールに慣れる

意外と忘れがちなのが「ホールカードは2枚使わなきゃいけない」というルールです。4枚の中から2枚を組み合わせる必要があるので、テキサスホールデムの感覚で考えると痛い目にあうことも……。

役ができやすい=相手も強い役を持ちやすい

自分だけが強い手を作りやすくなるわけではありません。特にフラッシュ対フラッシュのようなケースが起こりやすいので、カードの組み合わせやブロッカー(相手の可能性を減らす要素)をよく読む力が求められます。

ポットリミット制でのベット額に注意

ノーリミットのように「オールインで勝負!」というシーンは少し違った様相を呈します。ポットリミット制では最大レイズ額が限られているため、打ち合い方にも独特の戦略が生まれます。

ハンド選びを慎重に

ホールカードが4枚あるため、いろんな可能性がありそうに見えますが、何でも参加していると痛い目にあいがちです。

  • スーテッドが2組以上ある(ダブルスーツ)
  • 連続性の高いカードが組み合わさっている(例:T-J-Q-K)
  • ペアを含む強力な組み合わせ

など、一定の基準を持ってハンド選びを行うことが大切です。

📝
まとめ

オマハはホールカードが4枚配られるため、テキサスホールデムよりもさらに派手なアクションや強力な役が飛び出すゲームです。慣れないうちは役の読み合いが難しく感じるかもしれませんが、「2枚を使う」というルールをしっかり頭に入れながら、ポットリミット制の駆け引きを味わってみましょう。

役が完成しやすい分、相手も強い役を持っているかもしれないという疑いを常に持つ必要があります。初心者の方はまずルールを押さえて、いろいろな役がぶつかるオマハの醍醐味を楽しんでみてください。慣れてくると、テキサスホールデムとはひと味違う緊張感と爽快感が味わえるはずです!

ぜひオマハをプレイして、その独特の戦略性と興奮を体験してみてください。新しい世界が広がること間違いなしです!

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